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【ネタバレ注意】今さら観た映画【植物図鑑】感想レビュー

2020/03/21
映画レビュー 0
通勤時間を利用してamazon primeにて映画を見ているもとてんです。

このカテゴリでは私の見た映画を自分なりに書き留めています。

これから見ようとしている方や興味ある方はDVD選びの参考などに是非見てみてくださいね。

また見たことある方は余韻に浸りましょう。

今回観たのは【植物図鑑 運命の恋、ひろいました】です。 

ベストセラー作家・有川浩による恋愛小説を映画化したものとのことです。

簡単な内容としては不動産会社に勤めるOLが突然家の前で倒れていた男性を救って恋に落ちるという話でしょうか。

その男性が何とも不思議で草にやけに詳しくて料理が得意だったりします。

それでは簡単な情報です。


映画情報


【植物図鑑 運命の恋、ひろいました】

2016年6月公開

監督:三木康一郎

脚本:渡辺千穂

主演:岩田剛典、高畑充希


公式サイト

この映画を見る


主演の岩田のカッコよさと、高畑の可愛さで持っているような映画であり、

内容としては正直微妙です。

個人的にはあまり評価できるものではなく、おすすめしにくい映画というところです。

その理由なども書いていきます。

最近だと、ドラマ「同期のサクラ」のイメージがある高畑充希なので、

会社での場面なんかはちょっと思い出してしまいましたね。

ここからはネタバレに注意してくださいね。



出会いが不自然



いきなり非現実的な不自然な出会いから物語が始まります。

OLの河野さやか(高畑充希)は厳しい仕事の中、平凡な毎日を過ごしていました。

家でお酒を飲んでいて、酒のストックが切れてコンビニかなんかに買い足しに行く帰りに家の前でお腹が空きすぎて倒れている男・日下部樹(岩田剛典)を発見します。

自分を拾ってくれないかという謎の男性をいきなり家に入れてカップ麺を食べさせます。

はっきり言って、見ず知らずの路上で倒れていた男性をいきなり、

一人暮らしの女性がすぐに家に入れるというのは理解しがたいところです。

そして翌朝には樹が朝食を作っています。

夢かと思ったら現実だったというくだりは酔って記憶をなくしたにしては不自然な出会い方でしたね。

どうせなら、酔いすぎてあまり覚えていないというだけでも良いような気もします。

また、運命と言えばそれまでですが、なぜさやかだったのか。

誰の家でも良かったのか、ちょっと不自然すぎて呆れてしまいました。。。

別れも不自然



出会いの不自然さもさることながら、別れ方も不自然です。

半年しかいられないことを伝えた樹は半年後に突然、さやかの前から姿を消します。

一緒に同居して、気持ちも伝えて恋人同士となったにも関わらず、

めちゃくちゃお世話になったのに、何も言わずにいなくなるのです。

さすがに人としてどうなのかと疑うところでもあります。

これが人ではなく、植物だたとかいうSFファンタジー的な要素が理由であれば納得するところなのですが、

普通の人間の恋愛映画なんですよね。

そして、別れの理由が後になりわかるのですが、

父に与えられた半年の猶予期間だったとか。

「えっ!?!??!!」

それだけですか??という落ちです。

そんな理由で突然、独り暮らしの女性の家に住み込んで、

付き合って、突然いなくなるというのはまったく理解できず感情移入もあったものではありません。

そして終いには、二人は結婚して結ばれるわけですが、

急にいなくなって、半年も連絡なくなる相手と再会してすぐに結婚というのも不自然でもあります。

普通の女性なら信用できないところですよね・・・。

一緒にいる時間



この映画での見どころは一緒に二人が過ごす時間でしょう。

植物図鑑というタイトルだけに、草の名前がよく出ていたり、

草を使った料理などは学びとなるところもあるのではないでしょうか。

草を使うことで食費を浮かせていたり、

薄い味付けなんかは現在の食生活に反映したくなるようなところも多いかもしれません。

次第に恋に落ちるのもわかる気もします。

また、現在流行りの料理できる男性だったり、男女逆転の新しい世界を描いているように感じます。

理解できない部分まとめ



とにかくこの映画には理解しがたい部分が多くあります。

最後まで見ても理解できません。

これがSFファンタジー映画なら良いのですが、

最後まで見てもそういった要素ではなくただの恋愛物語なんですね。


理解できない部分
・出会いは現実だったのか
・苗字の謎
・アルバイト先の謎
・別れ方の謎



こんなところでしょうか。

最初の場面はさやかは寝ていて、夢の中での出来事かと思いきや、

翌朝に男が朝食を作っていました。

結局、夢じゃないってことだとしたら、なぜ覚えていないのでしょうか。

一応、お酒で酔っぱらって覚えていないという設定のようにも見えます。

それにしてはコンビニまで歩いて行ったり、カップラーメン作ったりとけっこう意識なきゃできなさそうな流れでもあります。

朝起きたら知らない男性が朝食作っているというのは恐怖な描写でしかありません。

結局、最後まで見ても夢ではないわけで、謎の出会い方でしたね。

続いて苗字が好きではないからさやかに教えなかった樹。

そこまでなぜに好きではないのか。

同居人として礼儀もないのか・・・。失礼に感じるところですね。

ちなみに「くさかべ」に「くさ」が付いていて、草という感じを使わないあたりがひねったところかもしれませんね。

そしてアルバイト先のハンカチの女性も謎でした。

樹がいなくなってから、その女性をさやかは後を付けて警察に補導されるのですが、

結局、その女性はその後登場しませんでした。

何とも微妙な存在でもあります。

本当にただのアルバイト仲間というところでしょうか。

最後は先にも書いた別れ方です。

父からの半年の猶予期間だったからといって、

一緒に過ごしてきた女性を連絡なしに終える人として非道な行為です。

これがSF的な要素で連絡できなかったりしたのであれば、理解できるところですが、

最後のネタではちょっと納得しづらいところですね。

携帯電話なんかも存在しない世界観なんかもリアリティに欠けるところでしょう。
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印象的なシーン



印象的なシーンはさやかが想いを樹に伝えるシーンです。

樹も半年だけの付き合いということで割り切っていて、

好きな気持ちを抑えていたわけですね。

そのあとベッドシーンとなる流れは良い雰囲気でもありました。



この映画から伝わる事



最後にこの映画から伝わる事ですが【料理が気持ちを変える】というところでしょうか。

コンビニ弁当を食べる生活をしていたさやかが樹との出会いをきっかけに草について本を買ったり、

興味を持ち始めます。

樹がいなくなってからは料理に挑戦する姿もありました。

また、草ばかり食べているうちに薄い味付けが好きになったり、

居酒屋の味付けが濃いと感じたり変化が見られました。

そして、毎日の生活からさやかは樹に依存します。

樹はこれといったやらしい気持ちもなく、接していただけでさやかを好きにさせました。

同居生活をしていたら、相手のことを異性である以上は好きになってしまうものなんでしょう。

よくある恋愛ワゴンみたいなバラエティなんかでも一緒に暮らしていると好きになる的なのってありますよね。




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元てんちょ→@100円寿司ブロガー
Admin: 元てんちょ→@100円寿司ブロガー

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現在は転職し、ブログ兼業会社員です。
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