今さらながら見た映画【世界から猫が消えたなら】感想レビュー
通勤時間にたまにamazon primeにて映画を見ているもとてんです。
このカテゴリでは私の見た映画を自分なりに書き留めています。
これから見ようとしている方や興味ある方はDVD選びの参考などに是非見てみてくださいね。
これだけ毎日違う映画を見続けて月額500円というのだから、
amazon prime videoはお得なんだなと感じるところです。
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さて、今回観たのは【世界から猫が消えたなら】です。

佐藤健主演のものが最近、関連動画として上がるのでよく見ています。
この映画はレビューをみると賛否両論という感じですね。
主人公の佐藤健は末期がんが判明し、余命はあと1日という状況。
そこに悪魔が命と引き換えに何かをこの余から失くすという取引をします。
1日、延命するごとに徐々に世の中からいろいろなものが消えることで生きている意味などを考える作品でしょうか。
それでは簡単な情報です。
映画情報
まず、最初になくなったのが電話でした。
そして、その後に時計がなくなります。
最後には猫がいなくなる・・・のですが、私としてはあまり響かなかったところがあります。
その理由や考えを含めて書いていきます。
ここからはネタバレに注意してくださいね。
1日の命と引き換えに何かが消える、という交換条件。
しかも悪魔がそれを勝手に決める。
一番、最初に消えたのが電話でした。
崩れ方の描写があまりにも単純なんですよね。
この「電話」がなくなるということに違和感がありました。
そもそも電話がなくなってしまったら、
こんなものじゃ済まないのではという現実的な問題。
今の世界から「モノ」として消えるだけでなく思い出も消えるわけなのだが、
本当に電話がないのであれば、それに替わるものがあるはずだし、
電話がないという世界にあまりにもリアリティが感じられませんでした。
要するに世界、いや人間の技術が進歩していないことになるし、
電話なければ、存在しないであろうものは多数あるはずだし・・・
考えれば考えるほど、この展開がつまらなく感じてしまいます。
続いてなくなるのが映画でした。
それにより、DVDのレンタル屋がなくなったりするのですが、
この発想も単純というしかない・・・。
映画がなくても、テレビやドラマは存在しているのであれば、
動画という概念はあるわけで、それをレンタルすることはあるだろうし・・・
演劇なんてものもあるし。。。などと考えると単純だなぁと思うところ。


続いて時計がなくなるのですが、
これが電話に続き不可解なやつでしょう。
時計がないと時間を人々はどうやって計って生活していたのか?!
そもそも、時計というものを発明できない人間たちなのか?!
時間がわからないことで困ることはたくさんあるし、何とも理解できない世界観。
ぶっちゃけ、これが一番あってもおかしくないことだったりする。
そもそも、これまでの技術的な話ではなくて、動物の種類に過ぎないので、
猫がなくなることで世界は一番変わらないところ。
猫がいなければ、犬を飼う人はもっと増えるだろうし、
猫に変わって、ウサギやハムスターなんてのが需要が上がるので、
代用はいくらでも可能となるでしょう。
まだ現実味があるというところです。
普通に見ていたのですが、時系列が複雑すぎて理解できないところがありました。
何かがなくなることで、思い出を振り返ったりしていくのはわかったのですが、
最後の猫がいなくなるあたりからよくわからない。
意味がよくわからないので、全体も入ってきませんでした。
最後のシーンも佐藤健が佐藤健を見ていて、そこに悪魔がいたり・・・
え?どういうこと?!というのが正直な感想。
とにかく時系列が普通に見ていてよくわかりませんでした。
もう一度見ればわかることもあるとは思いますが、
繰り返し見るほどの内容でもないのかなというところ・・・


ちょっと酷評が続きますが、印象的なシーンを上げたいと思います。
それは猫の名前を段ボール箱に書かれた名前で決めてるところでしょうか。
レタスの箱に入っていたので「レタス」、キャベツの箱で「きゃべつ」と。
ずいぶん愛のないというか、単純ですがちょっと面白い部分。
最後のキャベツというのは父からのプレゼント的なものだったというのも良かったですね。
でも、もっと可愛らしい名前を付けてあげて欲しいものですが(笑)
逆に思い出を振り返る彼女とのシーンなんかはイマイチ入ってきませんでしたね。
さて、最後はこの映画で伝わる事です。
私としては「運命」や「偶然」「過去」は変わらないものということでしょうか。
何かが消えることで、思い出がなくなるという設定ではありますが、
今の自分を作っているものは過去です。
過去の運命や偶然が産物となり、今ができています。
それは自分だけではなくて、技術もそうだし、世界そのものも同じです。
結局、映画では最後は何も消さずに死ぬことを選んだように見えました。
誰かと出会った事などは本当に何かのきっかけがあって偶然であり運命であり奇跡というものです。
自分の大切な両親、友達、恋人を思い浮かべてみてください。
私で言えば、両親がちょっとしたことで出会わなかったら私が生まれていなかったわけですし、
今の大親友とも言える友達だって、あの会社を選ばなければ出会っていませんでした。
恋人もその延長線上であり、さらに店舗の異動なんかも違っていれば出会わなかった。
そう考えると、何かの手違いやちょっとした環境が違っていただけで出会いなんてのも変わるもの。
それは何かひとつの物がなくなるとかそんな単純な話でもないでしょう。
何かがなければ、それに変わるものが現れてるのが現実てもの。
このあたりをわかっていると、この映画が陳腐に見えてしまいます・・・。
つまりは、今の自分を作り上げてくれた周りのモノへの感謝などは忘れないようにしなければいけませんね。
そして運命なんてものは逆らえないものだということ。
同じ監督であれば、下記の関連映画にも載せている後の作品のが個人的には好きだったりします。
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同じ監督であれば「恋は雨上がりのように」や「帝一の國」の方が好きですね。
▼監督:永井聡
▼俳優:佐藤健
▼女優:宮崎あおい
このカテゴリでは私の見た映画を自分なりに書き留めています。
これから見ようとしている方や興味ある方はDVD選びの参考などに是非見てみてくださいね。
これだけ毎日違う映画を見続けて月額500円というのだから、
amazon prime videoはお得なんだなと感じるところです。
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さて、今回観たのは【世界から猫が消えたなら】です。

佐藤健主演のものが最近、関連動画として上がるのでよく見ています。
この映画はレビューをみると賛否両論という感じですね。
主人公の佐藤健は末期がんが判明し、余命はあと1日という状況。
そこに悪魔が命と引き換えに何かをこの余から失くすという取引をします。
1日、延命するごとに徐々に世の中からいろいろなものが消えることで生きている意味などを考える作品でしょうか。
それでは簡単な情報です。
映画情報
まず、最初になくなったのが電話でした。
そして、その後に時計がなくなります。
最後には猫がいなくなる・・・のですが、私としてはあまり響かなかったところがあります。
その理由や考えを含めて書いていきます。
ここからはネタバレに注意してくださいね。
電話がなくなる
1日の命と引き換えに何かが消える、という交換条件。
しかも悪魔がそれを勝手に決める。
一番、最初に消えたのが電話でした。
崩れ方の描写があまりにも単純なんですよね。
この「電話」がなくなるということに違和感がありました。
そもそも電話がなくなってしまったら、
こんなものじゃ済まないのではという現実的な問題。
今の世界から「モノ」として消えるだけでなく思い出も消えるわけなのだが、
本当に電話がないのであれば、それに替わるものがあるはずだし、
電話がないという世界にあまりにもリアリティが感じられませんでした。
要するに世界、いや人間の技術が進歩していないことになるし、
電話なければ、存在しないであろうものは多数あるはずだし・・・
考えれば考えるほど、この展開がつまらなく感じてしまいます。
映画がなくなる
続いてなくなるのが映画でした。
それにより、DVDのレンタル屋がなくなったりするのですが、
この発想も単純というしかない・・・。
映画がなくても、テレビやドラマは存在しているのであれば、
動画という概念はあるわけで、それをレンタルすることはあるだろうし・・・
演劇なんてものもあるし。。。などと考えると単純だなぁと思うところ。

時計がなくなる
続いて時計がなくなるのですが、
これが電話に続き不可解なやつでしょう。
時計がないと時間を人々はどうやって計って生活していたのか?!
そもそも、時計というものを発明できない人間たちなのか?!
時間がわからないことで困ることはたくさんあるし、何とも理解できない世界観。
猫がいなくなる
ぶっちゃけ、これが一番あってもおかしくないことだったりする。
そもそも、これまでの技術的な話ではなくて、動物の種類に過ぎないので、
猫がなくなることで世界は一番変わらないところ。
猫がいなければ、犬を飼う人はもっと増えるだろうし、
猫に変わって、ウサギやハムスターなんてのが需要が上がるので、
代用はいくらでも可能となるでしょう。
まだ現実味があるというところです。
時系列が複雑
普通に見ていたのですが、時系列が複雑すぎて理解できないところがありました。
何かがなくなることで、思い出を振り返ったりしていくのはわかったのですが、
最後の猫がいなくなるあたりからよくわからない。
意味がよくわからないので、全体も入ってきませんでした。
最後のシーンも佐藤健が佐藤健を見ていて、そこに悪魔がいたり・・・
え?どういうこと?!というのが正直な感想。
とにかく時系列が普通に見ていてよくわかりませんでした。
もう一度見ればわかることもあるとは思いますが、
繰り返し見るほどの内容でもないのかなというところ・・・

印象的なシーン
ちょっと酷評が続きますが、印象的なシーンを上げたいと思います。
それは猫の名前を段ボール箱に書かれた名前で決めてるところでしょうか。
レタスの箱に入っていたので「レタス」、キャベツの箱で「きゃべつ」と。
ずいぶん愛のないというか、単純ですがちょっと面白い部分。
最後のキャベツというのは父からのプレゼント的なものだったというのも良かったですね。
でも、もっと可愛らしい名前を付けてあげて欲しいものですが(笑)
逆に思い出を振り返る彼女とのシーンなんかはイマイチ入ってきませんでしたね。
この映画で伝わる事
さて、最後はこの映画で伝わる事です。
私としては「運命」や「偶然」「過去」は変わらないものということでしょうか。
何かが消えることで、思い出がなくなるという設定ではありますが、
今の自分を作っているものは過去です。
過去の運命や偶然が産物となり、今ができています。
それは自分だけではなくて、技術もそうだし、世界そのものも同じです。
結局、映画では最後は何も消さずに死ぬことを選んだように見えました。
誰かと出会った事などは本当に何かのきっかけがあって偶然であり運命であり奇跡というものです。
自分の大切な両親、友達、恋人を思い浮かべてみてください。
私で言えば、両親がちょっとしたことで出会わなかったら私が生まれていなかったわけですし、
今の大親友とも言える友達だって、あの会社を選ばなければ出会っていませんでした。
恋人もその延長線上であり、さらに店舗の異動なんかも違っていれば出会わなかった。
そう考えると、何かの手違いやちょっとした環境が違っていただけで出会いなんてのも変わるもの。
それは何かひとつの物がなくなるとかそんな単純な話でもないでしょう。
何かがなければ、それに変わるものが現れてるのが現実てもの。
このあたりをわかっていると、この映画が陳腐に見えてしまいます・・・。
つまりは、今の自分を作り上げてくれた周りのモノへの感謝などは忘れないようにしなければいけませんね。
そして運命なんてものは逆らえないものだということ。
同じ監督であれば、下記の関連映画にも載せている後の作品のが個人的には好きだったりします。
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同じ監督であれば「恋は雨上がりのように」や「帝一の國」の方が好きですね。
▼監督:永井聡
▼俳優:佐藤健
▼女優:宮崎あおい
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