今さらながら見た映画【想いのこし】感想レビュー
通勤時間にたまにamazon primeにて映画を見ているもとてんです。
このカテゴリでは私の見た映画を自分なりに書き留めています。
これから見ようとしている方や興味ある方はDVD選びの参考などに是非見てみてくださいね。
さて、今回観たのは【想いのこし】です。

ここ最近観ている作品とはうって変わった作品かもしれませんね。
最近は学生ものの映画を多く見ていたので、ちょっと大人な感じですね。
それでは簡単な情報です。
映画情報
正直、出だしはめちゃくちゃ退屈でした。
出だしは主人公である本多ガジロウ(岡田将生)と笠原ユウコ(広末涼子)の現在の生活ぶりを描いています。
ガジロウは女と金がすべてというどうしようもない男。
ユウコはシングルマザーで夜はポールダンサーの仕事をしている。
この二人の簡単な生きざまみたいなところからスタートなんですが、
ちょっと映像としては暗いし、面白みには欠けるところでした。
見るのを辞めようかと思うところでしたが、物語が動きます。
ここからはネタバレに注意してくださいね。
展開としてはユウコ含む3人のポールダンサーを乗せたマネージャーのような男が運転する車が
急に飛び出てきたガジロウを避けるため、ハンドルを切ったら、交通事故となり4人とも死亡。
突然の死で未練がある状態で4人は成仏できず、ガジロウの近くに取りつく。
4人の未練をガジロウが代わりに願いを叶えていくという話です。
死んで成仏できない展開ってけっこうよくあるパターンのような気もしましたが。
この映画の一番のポイントというか、設定となるのがガジロウには死んだ4人が見えることでしょう。
なぜ見えていたのか・・・。
ガジロウは車に引かれながら、ほぼ無傷で無事でした。
このあたりがなんらかの要因があったということでしょうか。
火葬場のシーンはなんだか、おかしな光景にしか見えませんでしたが、そういう設定ということで。


4人が順番にガジロウと一緒に願いをかなえていくのですが、
死んだ4人の姿が見える場合もあるようですね。
これは幽霊が見えるというか、一瞬乗り移るということですかね。
成仏できない幽霊の気持ちが強すぎると相手には何か見えるということでしょうか。
たしかに心霊現象なんてのはこういう部分もあるかもしれませんからね。
結婚式の場面はかなり笑えてしまう展開でもありましたね。
でも新郎にはルカが一瞬見えていたようですね。
また、野球のシーンや消防のシーンも同じくでしょう。
そしてユウコと幸太郎のシーン。
ポールダンスのシーンも幸太郎には母が見えていたかもしれませんね。
あらすじなどには感動の作品とか書いてありましたが。。。
さすがに泣ける作品とまではいかなかった感じでしたね。
というのも、設定がやっぱり非現実的すぎであり、よくあるパターンに見えました。
非現実的な映画なんて山ほどあるのですが、
成仏できない幽霊が願いを叶えていくというところに加えて、
なんといってもガジロウが最後は心を少し変えていくのですが、
お調子者だったり、ちょっと感情移入しづらいキャラクターでもありましたね。
4人が順番に願いを叶えるというのも、先の読める展開でもありました。

一番、印象的なシーンは終盤のシーンでしょう。
まずはガジロウのポールダンスのシーン。
あれだけ練習してきたが、ミスを繰り返していたところに、
幽霊のユウコが一緒に踊りましたね。
他の人にはどう見えていたのかよくわかりませんが、
素晴らしい踊りを披露しました。
そして、その後に幸太郎とユウコが抱き合うシーン。
そこにガジロウもハグをする場面。
ちょっとガジロウはユウコに惚れたのかなとも感じましたね。
とはいえ、死んでるけど・・・。
生意気で強がっていた幸太郎が少し素直になった瞬間でしたね。


ドラマや映画には必ずメッセージがあり、伝わるものがあります。
この映画では二つ。
「突然の死」と「悪にも心あり」というところでしょうか。
突然の死はこの映画の最大のテーマというところでしょう。
人間はいつ死ぬかわからないもの。
こうして記事を書いている私ももしかしたら明日しぬかもしれませんし、
これを読んでくれているあなたも明日死ぬ可能性はあるかもしれません。
特に交通事故だとかは寿命とはまた違い、運命というべきものなのか、悪い偶然でもあります。
そうした時に必ずやり残してしまったものは誰しも必ずあるでしょう。
これからこうしよう、ああしようなんてことが一瞬でなくなるわけですから、悔やまれますよね。
だからこそ、今この一日を大切にしていかなければいけません。
伝え忘れたこと、いつも言い出せなかったこと、それは必ず後悔となってしまう・・・。
自分の生き方などに何かを感じさせるところですね。
そして、もうひとつは悪い人でも心はあるってことではないでしょうか。
女と金がすべてという主人公であるガジロウはろくでもないヤツですよね。
そんな男でもこの映画では成仏できない4人の願いに金目的とはいえ、協力していきます。
そして、最後はお金ではなく、自らポールダンスを習い、幸太郎にそれを見せるというサプライズをしてくれました。
人はきっかけがあるだけで変わるなんてことはよくあることですよね。
女や金を求めるのは男性であれば、本能的な行動でもあります。
そして一度は行ってしまったら抜け出せないような世界もあるものです。
決して、根は悪い人でなくても周りがそうさせているなんてこともありますよね。
そんな「人間」というものをこの映画では感じることができるかもしれませんね。
ご興味を持った方は是非ご覧あれ。
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▼監督:平川雄一郎
▼俳優:岡田将生
このカテゴリでは私の見た映画を自分なりに書き留めています。
これから見ようとしている方や興味ある方はDVD選びの参考などに是非見てみてくださいね。
さて、今回観たのは【想いのこし】です。

ここ最近観ている作品とはうって変わった作品かもしれませんね。
最近は学生ものの映画を多く見ていたので、ちょっと大人な感じですね。
それでは簡単な情報です。
映画情報
正直、出だしはめちゃくちゃ退屈でした。
出だしは主人公である本多ガジロウ(岡田将生)と笠原ユウコ(広末涼子)の現在の生活ぶりを描いています。
ガジロウは女と金がすべてというどうしようもない男。
ユウコはシングルマザーで夜はポールダンサーの仕事をしている。
この二人の簡単な生きざまみたいなところからスタートなんですが、
ちょっと映像としては暗いし、面白みには欠けるところでした。
見るのを辞めようかと思うところでしたが、物語が動きます。
ここからはネタバレに注意してくださいね。
展開としてはユウコ含む3人のポールダンサーを乗せたマネージャーのような男が運転する車が
急に飛び出てきたガジロウを避けるため、ハンドルを切ったら、交通事故となり4人とも死亡。
突然の死で未練がある状態で4人は成仏できず、ガジロウの近くに取りつく。
4人の未練をガジロウが代わりに願いを叶えていくという話です。
死んで成仏できない展開ってけっこうよくあるパターンのような気もしましたが。
ガジロウには4人が見える
この映画の一番のポイントというか、設定となるのがガジロウには死んだ4人が見えることでしょう。
なぜ見えていたのか・・・。
ガジロウは車に引かれながら、ほぼ無傷で無事でした。
このあたりがなんらかの要因があったということでしょうか。
火葬場のシーンはなんだか、おかしな光景にしか見えませんでしたが、そういう設定ということで。

一瞬見える場合も?!
4人が順番にガジロウと一緒に願いをかなえていくのですが、
死んだ4人の姿が見える場合もあるようですね。
これは幽霊が見えるというか、一瞬乗り移るということですかね。
成仏できない幽霊の気持ちが強すぎると相手には何か見えるということでしょうか。
たしかに心霊現象なんてのはこういう部分もあるかもしれませんからね。
結婚式の場面はかなり笑えてしまう展開でもありましたね。
でも新郎にはルカが一瞬見えていたようですね。
また、野球のシーンや消防のシーンも同じくでしょう。
そしてユウコと幸太郎のシーン。
ポールダンスのシーンも幸太郎には母が見えていたかもしれませんね。
非現実的すぎて
あらすじなどには感動の作品とか書いてありましたが。。。
さすがに泣ける作品とまではいかなかった感じでしたね。
というのも、設定がやっぱり非現実的すぎであり、よくあるパターンに見えました。
非現実的な映画なんて山ほどあるのですが、
成仏できない幽霊が願いを叶えていくというところに加えて、
なんといってもガジロウが最後は心を少し変えていくのですが、
お調子者だったり、ちょっと感情移入しづらいキャラクターでもありましたね。
4人が順番に願いを叶えるというのも、先の読める展開でもありました。
印象的なシーン

一番、印象的なシーンは終盤のシーンでしょう。
まずはガジロウのポールダンスのシーン。
あれだけ練習してきたが、ミスを繰り返していたところに、
幽霊のユウコが一緒に踊りましたね。
他の人にはどう見えていたのかよくわかりませんが、
素晴らしい踊りを披露しました。
そして、その後に幸太郎とユウコが抱き合うシーン。
そこにガジロウもハグをする場面。
ちょっとガジロウはユウコに惚れたのかなとも感じましたね。
とはいえ、死んでるけど・・・。
生意気で強がっていた幸太郎が少し素直になった瞬間でしたね。

この映画で伝わる事
ドラマや映画には必ずメッセージがあり、伝わるものがあります。
この映画では二つ。
「突然の死」と「悪にも心あり」というところでしょうか。
突然の死はこの映画の最大のテーマというところでしょう。
人間はいつ死ぬかわからないもの。
こうして記事を書いている私ももしかしたら明日しぬかもしれませんし、
これを読んでくれているあなたも明日死ぬ可能性はあるかもしれません。
特に交通事故だとかは寿命とはまた違い、運命というべきものなのか、悪い偶然でもあります。
そうした時に必ずやり残してしまったものは誰しも必ずあるでしょう。
これからこうしよう、ああしようなんてことが一瞬でなくなるわけですから、悔やまれますよね。
だからこそ、今この一日を大切にしていかなければいけません。
伝え忘れたこと、いつも言い出せなかったこと、それは必ず後悔となってしまう・・・。
自分の生き方などに何かを感じさせるところですね。
そして、もうひとつは悪い人でも心はあるってことではないでしょうか。
女と金がすべてという主人公であるガジロウはろくでもないヤツですよね。
そんな男でもこの映画では成仏できない4人の願いに金目的とはいえ、協力していきます。
そして、最後はお金ではなく、自らポールダンスを習い、幸太郎にそれを見せるというサプライズをしてくれました。
人はきっかけがあるだけで変わるなんてことはよくあることですよね。
女や金を求めるのは男性であれば、本能的な行動でもあります。
そして一度は行ってしまったら抜け出せないような世界もあるものです。
決して、根は悪い人でなくても周りがそうさせているなんてこともありますよね。
そんな「人間」というものをこの映画では感じることができるかもしれませんね。
ご興味を持った方は是非ご覧あれ。
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▼監督:平川雄一郎
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