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今さらながら見た映画「トワイライト~ささらさや」の感想レビュー

2020/02/02
映画レビュー 0
通勤時間を利用してamazon primeにて映画を見ているもとてんです。

せっかく見たのだから感想を記事にしていこうと思います。

興味ある方はブックマークして読んでいただけると嬉しいです。

amazon primeはメリットたくさんあるのでお得ですね。

さて、今回見た映画は「トワイライト ささらさや」です。

それでは簡単な情報です。


映画情報


【トワイライト ささらさや】

2014年11月公開

監督:深川栄洋

脚本:山室有紀子 深川栄洋

主演:新垣結衣、大泉洋


この映画を見る


もちろんですが、ガッキーが出演しているので見ました・・・。

たぶん多くの人がそんな感じじゃないでしょうか。

ということで、ぶっちゃけ面白くなかったですが、一応最後まで見ました。

新垣結衣が好きなら我慢して見れるとは思いますが、

そうでなければ、ちょっと退屈してしまいそうな映画ではないでしょうか。

もちろん、この手のものが好きな人もいるとは思います。

ただ、ストーリー的にはちょっと単純すぎるファンタジーですし、

ここ最近見た映画の中では平凡すぎるのかなというところです。

ここから下はネタバレあるので気をつけてくださいね。

印象的なシーンとポイントを独断と偏見で書いています。



簡単なストーリー



サヤ(新垣結衣)はユウタロウ(大泉洋)と結婚して赤ちゃんが産まれたすぐあとに交通事故によって亡くなる。

しかし、成仏できずにサヤの周りをうろつき、サヤの周辺の人に乗り移りサヤを助けたりする。

そんな中、ユウタロウの父がサヤの子を引き取ると言いやってくるが、サヤは親戚の村・ささらに逃げる。

そしてユウタロウの父が村にやってきてサヤの子を連れて帰ろうとするが、

ユウタロウが赤ちゃんに乗り移り、なんとか助かる。

最後は父とのわだかまりも取れ、成仏する。

こんな感じでしょうかね。

ガッキーの母乳?!



新垣結衣は可愛いが、この映画ではそこまで可愛い新垣結衣とは言えません。

なんたって赤ちゃん産んだばかりの母親役ですし、ちょっと色気とかはない素朴な感じです。

逃げ恥とは違うので気をつけてくださいね。

しかし、前半でちょっとそそるシーンがあります。

なんとガッキーが赤ちゃんに母乳を上げるシーンがあるんです。

いや、もちろん、あの胸は代役の方だとは思いますが・・・・。

ただ、映画のストーリー上はガッキーが赤ちゃんに母乳をあげてるのだから、

想像力豊かな人はちょっと嬉しくなる場面でしょう。

風景がうさんくさい



ささらというちょっと昔っぽい感じのイメージの村があるんですよね。

自然豊かな何か懐かしい感じをした雰囲気の村なんですが、

なんといっても風景の描写がうさんくさいんですよね。

あれ、模型じゃないですか??

空から見る景色がすべて模型だろというくらいリアリティに欠けるんですよね。

まさか本物じゃないですよね?!

なんだかジオラマというか模型にしか見えないんですよ。

それとささらでのシーンですけど、セットが綺麗すぎる感じがします。

というのはなんだか暮らしている雰囲気を感じないんですよね。

村の雰囲気だともっと昭和のような感じのはずなのに、

住んでる感がセットに感じないというか、何かと新しく綺麗に見えてしまって

見ていて、感情移入しにくいところ。

印象的なシーン



そんな映画の中の印象的なシーンを二つ。

まず一つ目は電車の中でのシーン。

赤ちゃんが泣いて困るサヤを「うるさい」というおじさんがいて、

サヤが逃げるように車内を移動します。

これはよくSNSでバズったり、スカッとJAPANであるようなシーンでもありますね。

こういうおじさんってやっぱりいるものなのかな、とちょっと印象的なシーンでしたね。

もうひとつは最後の場面。

サヤの赤ちゃんにユウタロウが乗り移ったというところ。

この映画の一番の見どころかもしれませんね。

なぜ、ユウタロウの父が突然赤ちゃんを連れて逃げていき、

さらに赤ちゃんは熱を出して、なぜかユウタロウの父からさやにメールがきていたという部分が

ユウタロウが赤ちゃんに乗り移っていたということで繋がるところ。

あ、そういうことか、とちょっと気持ちよくなる瞬間かもしれません。

現実味にあまりに欠ける



この映画に足りていないところはリアリティでしょう。

もちろん、成仏せずに乗り移るというところはSF的なものでこれは良いのです。

なんというか生活感が足りないですよね。

ささらという村にいきなり向かうわけですが、

赤ちゃん持って、荷物ほとんどなしにいきなり移動したり。

そのあと、一応引っ越し作業はありましたが、引っ越しってそんな簡単なものかという感じ。

赤ちゃんを抱いている姿などはちょこちょこありますが、

子育てをしている感じもあまりなく、このあたりも現実感がないんですよね。

この映画で伝わる事



ちょっと、酷評が多くなってしまったこの映画「トワイライト ささらさや」ですが、

私なりに伝わる事、感じた事をまとめましょう。

「人の死」と「親子関係」の二つがキーワードですかね。

ユウタロウのように突然、交通事故で亡くなることなんてのは誰にでも起こりうることでもあります。

シングルマザーというのも世の中にはたくさんいます。

劇中のエリカ(福島リラ)もその1人ですね。

そんな環境の中の生き様のひとつで、その中からの苦しさから母親の力というものを感じるところ。

もうひとつの親子関係というのはユウタロウとユウタロウの父の姿に

サヤとユウスケの親子の絆。

また、エリカの子供もですよね。

なんだかんだで親は子を愛していて、わからない部分や伝わらない部分というのは多いもの。

それがすれ違いとなったりするわけで、

この若い二人の親子にユウタロウとユウタロウの父の関係は何か伝えてるように感じますね。

似たような境遇にいる人などにはもしかしたら刺さる話だったり感じるところが違うかもしれません。

また、ささらという村では現代にはないような近所の人の人間愛があります。

それこそ昔は近所の人たちが子供を一緒に育てていたとも言いますよね。

まさにその風景でもありますね。

1人の子供を多くの大人が一緒に面倒をみてあげて協力してくれる。

現代の都会にはないような形なのでピンとこないところでもありますが、

懐かしいと感じる人やこれはこれで良い世界だなと感じる人もいるでしょう。

現代と昔のギャップみたいなものもこの映画の見どころかもしれませんね。




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元てんちょ→@100円寿司ブロガー
Admin: 元てんちょ→@100円寿司ブロガー

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