回転寿司はこの二つで大儲けしてる!意外と知られていない事実
薄利多売の回転寿司業態。

特に100円寿司をメインとしているチェーン店は利益が少ないことで有名です。
ここ数年、原材料の高騰が著しく、現在は高単価商品にシフトしていっているのはなんとなくでも理解している人は多いでしょう。
100円のお寿司をたくさん売っても利益はほとんど出ません。
しかし、回転寿司業界では利益をしっかり確保できるメイン商品が二つあります。
それは味噌汁と茶碗蒸しです。
とあるチェーン店では、味噌汁と茶碗蒸しの注文を先に伺うように指導していました。
これは注文を煽り、利益に繋げるための対策ということになります。
それでは具体的に考えてみましょう。
業務用の味噌はかなり安く仕入れることが可能です。
ちなみに楽天市場で試しに調べてみました。
例えば、上記の商品であれば、20キロが3000円台で購入できます。
ちなみに私の働いているところで使っていたのは4kgで1パックになっているもので味噌サーバーにセットするものでした。
商売価格で600円程度になるので、実際はもっと低い価格で手に入ります。
仮に4kgを500円で購入したとしましょう。
ここから味噌汁が何杯できると思いますか??
味噌汁1杯に使う味噌の量は約22gでした。わかりやすいように20gで計算してみると・・・
約200杯作ることが可能となります。
ということは1杯あたりの具なし味噌汁の金額は2.5円となります。
ここに具材の原材料費が乗っかかることになります。
そりゃあ、味噌汁を無料で提供する牛丼屋やクーポンで無料とする回転寿司などがあってもおかしくないですよね。
特に海苔の味噌汁なんかは非常に安く済みます。
この2.5円の味噌汁にあらゆる具材を入れて、
150円から200円くらいの範囲内で回転寿司では売っているわけです。

とはいえ、味噌汁は具材によっては高単価となる場合もあります。
前述のように青さなどの海苔は安いですが、カニや貝などはそれなりの価格が乗っかる場合もあります。
それでも1杯あたり60円程度までに抑えることができればだいぶ儲かりますが。
また、あら汁は手間こそかかりますが、解体した魚のネタにならない部分などを使うため非常に安く原価率を抑えることができます。

回転寿司に行くと、必ず食べるという人も多いのが茶碗蒸し。
魚介系のネタが入っていたりと、なかなか美味しいですよね。
回転寿司では茶碗蒸しも原価率が低くて助かる商品だったりします。
製造工程などは簡素化されていて、店舗で作るチェーン店が多いでしょう。
私も働いていた時は100個仕込んだりとかしていました。
業務用の茶碗蒸しの素から作るのですが、
だいたい1kgで20個は作ることが可能です。
1kgの仕入れは1000円もしないので、計算すると原価率の低さがわかります。
具材も冷凍のシーフードミックスだったり、乾燥しものだったり大量仕入れで大量仕込みですね。
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意外と高単価な2品が回転寿司業態の原価率を支えています。
一緒に頼みたいサイドメニューの上位2品でもありますよね。
100円寿司ばかり食べられては儲からないので、一人でも多くの方に注文して欲しいのがリアルな実態だったりします。
100円回転寿司のためにも、しっかり頼むようにしましょうね。
ちなみに私はあまり頼みませんが・・・・。
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特に100円寿司をメインとしているチェーン店は利益が少ないことで有名です。
ここ数年、原材料の高騰が著しく、現在は高単価商品にシフトしていっているのはなんとなくでも理解している人は多いでしょう。
100円のお寿司をたくさん売っても利益はほとんど出ません。
しかし、回転寿司業界では利益をしっかり確保できるメイン商品が二つあります。
それは味噌汁と茶碗蒸しです。
とあるチェーン店では、味噌汁と茶碗蒸しの注文を先に伺うように指導していました。
これは注文を煽り、利益に繋げるための対策ということになります。
それでは具体的に考えてみましょう。
味噌の原価は非常に安い
業務用の味噌はかなり安く仕入れることが可能です。
ちなみに楽天市場で試しに調べてみました。
例えば、上記の商品であれば、20キロが3000円台で購入できます。
ちなみに私の働いているところで使っていたのは4kgで1パックになっているもので味噌サーバーにセットするものでした。
商売価格で600円程度になるので、実際はもっと低い価格で手に入ります。
仮に4kgを500円で購入したとしましょう。
ここから味噌汁が何杯できると思いますか??
味噌汁1杯に使う味噌の量は約22gでした。わかりやすいように20gで計算してみると・・・
約200杯作ることが可能となります。
ということは1杯あたりの具なし味噌汁の金額は2.5円となります。
ここに具材の原材料費が乗っかかることになります。
そりゃあ、味噌汁を無料で提供する牛丼屋やクーポンで無料とする回転寿司などがあってもおかしくないですよね。
特に海苔の味噌汁なんかは非常に安く済みます。
この2.5円の味噌汁にあらゆる具材を入れて、
150円から200円くらいの範囲内で回転寿司では売っているわけです。
味噌汁は具による

とはいえ、味噌汁は具材によっては高単価となる場合もあります。
前述のように青さなどの海苔は安いですが、カニや貝などはそれなりの価格が乗っかる場合もあります。
それでも1杯あたり60円程度までに抑えることができればだいぶ儲かりますが。
また、あら汁は手間こそかかりますが、解体した魚のネタにならない部分などを使うため非常に安く原価率を抑えることができます。
茶碗蒸しは大量生産がポイント

回転寿司に行くと、必ず食べるという人も多いのが茶碗蒸し。
魚介系のネタが入っていたりと、なかなか美味しいですよね。
回転寿司では茶碗蒸しも原価率が低くて助かる商品だったりします。
製造工程などは簡素化されていて、店舗で作るチェーン店が多いでしょう。
私も働いていた時は100個仕込んだりとかしていました。
業務用の茶碗蒸しの素から作るのですが、
だいたい1kgで20個は作ることが可能です。
1kgの仕入れは1000円もしないので、計算すると原価率の低さがわかります。
具材も冷凍のシーフードミックスだったり、乾燥しものだったり大量仕入れで大量仕込みですね。
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まとめ
意外と高単価な2品が回転寿司業態の原価率を支えています。
一緒に頼みたいサイドメニューの上位2品でもありますよね。
100円寿司ばかり食べられては儲からないので、一人でも多くの方に注文して欲しいのがリアルな実態だったりします。
100円回転寿司のためにも、しっかり頼むようにしましょうね。
ちなみに私はあまり頼みませんが・・・・。
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