【元回転寿司店長が語る恐怖体験談】誰も知らないゴキブリ寿司の実態を大暴露
久々に回転寿司元店長ネタです。
先日、音声配信サイトのSPOONにて提供した内容です。
ゴキブリ寿司・・・
気持ち悪いですよね。しかし、既に食べたことある人もいるかもしれません。
そんな回転寿司に存在していた誰も知らないゴキブリ寿司の実態と原因を公開しちゃいましょう。
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関連記事:【回転寿司の原価率高いネタランキング【元店長がぶっちゃけ大暴露】
10年以上前の話となるのですが、私が以前勤めていた会社での話となります。
上司の語り癖でもあったゴキブリ事件。
鉄火巻きのような細巻きになんとゴキブリが入っていて、お客様が大激怒したクレームがありました。

細巻きを「ガブっ」とかじったら、中から出てきたわけですよね。
もう想像もしたくないほど、気持ち悪い出来事でしょう。
これ場合によってはもう二度と細巻き食べたくなくなるかもしれませんね。
ちなみに私も店長時代に握りのシャリの中にゴキブリを見たことは何度かあります。
横からなら見えるが、中に入ってしまっていたら気づきませんよね。
小さいものであれば、「虫」に見えます。
虫が入っていたというクレームを受けたこともあります。
実際は「小さなゴキブリ」だったりするのです。
また、ゴキブリの卵なんかが入っていたらもうそれは誰も気づきませんし、
普通にお寿司として食べちゃってるわけですね。
さて、気持ちの悪いゴキブリですが、多くの人が想像しているゴキブリは黒い大きなゴキブリかもしれません。
回転寿司のアルバイトは辛い?元店長が仕事内容からコツまで教えます
ゴキブリには種類があります。


通常の家庭で稀に出てくるようなゴキブリは黒い大きなゴキブリです。

このタイプのゴキブリはほとんど飲食店では存在せず、外からしか入ってくることしかありません。
これは家庭でも棲みついているというよりは排水管などを辿ってやってくることが多いのではないでしょうか。
しかし、飲食店ではゴキブリが生息している場合は茶バネゴキブリと呼ばれるものが主となります。

上記のイラストのようなもので、一見したらコオロギにも見えなくもありません。
繁殖能力が非常に高く、大量発生します。
ちなみに飛ぶようなことはありません。
飲食店で実際にアルバイトしたり、働いた経験がある方は見たことあるかもしれませんが、
一般の方であれば、ただの「虫」に見えるものでもあります。
「なんか、あそこに虫がいるんだけど!」
というクレームを受けたことも何度かあります。
基本的には暗い時間のほうが活発に動くので、日中の営業時間は目立たないことが多いです。
1匹見つけたら100匹はいたと思った方が良いというほど繁殖します。
死ぬ間際に卵を大量生産していくみたいですね・・・
それではなぜゴキブリが寿司に入ってしまうのでしょうか。
そう簡単に入っていては寿司なんて食べたくなくなりますよね。
ということで、実際にどういう過程で入ってしまったのかを説明しましょう。
大型の回転寿司店では大量の米を炊きます。
ライスロボと呼ばれる大型のタンク付きの炊飯器を使って炊くのです。
このタンクには1台に50キロ以上の米を入れておくことができます。
その米が自動的に炊飯器に落ちて、米が炊けるということです。
基本的にはこの段階でゴキブリが入ってしまうことがあります。
それ以外でのシャリの中への挿入はまずないでしょう。
タンクの中にゴキブリが入ってしまっていて、一緒に炊けてしまうということです。
朝一にご飯が炊けている釜を見ると、ゴキブリが浮いているのです。
これは当時のパートさんはよく目にしている光景でもあったでしょう。
新人のパートさんは驚きますが、ベテランパートさんは「またか」程度に思ってたりするので怖いところ。
私も店長時代でこういったお店に行ってしまったことがありました。
もちろん、パートさんは主婦なので、ゴキブリが入っていたご飯を全部捨てるのはもったいないと思いますし、
ゴキブリのいた部分だけを捨てますよね。
さすがに炊飯釜に一度に4キロものご飯が入っているので、1匹のゴキブリで全部を捨てるわけにはいきませんよね。
ですので、みなさんの食べているシャリももしかしたらゴキブリと一緒に炊けたものだったかもしれませんということですね。
さすがに現在ではこういう店は少なくなったと思われます。
今でしたら写真など取られてしまえば、SNSで炎上するかもしれませんからね。
といっても当時でもカメラ付き携帯電話は普及してました。
ただ、働いている側は自分の職場の悪いところを拡散しようとは思いませんからね。
基本的には隠し通しますよね。
では、タンクの中にどうやってゴキブリが侵入するかというと、
重たい炊飯釜をタンクの上の蓋に置くという習慣がありました。
そうすると、タンクの蓋は重さでどんどん潰れていきます。
こうなってくるとすき間が発生してしまい、ゴキブリなどの虫が入ってしまいます。
一度入ってしまうと、増殖してしまいますからね。


そんな怖いゴキブリの混入ですが、ゴキブリが存在しない店ももちろんあります。
ゴキブリのいない店の特徴はネズミがいることです。
ネズミがいると、ゴキブリの卵などを食べてしまうのか、ゴキブリが繁殖しないのです。
もちろんネズミの出没も怖いですし、気持ち悪いものです。
活動はほとんど夜なのですが、極稀に日中で姿を見ることもあります。
ネズミの駆除は餌を使った罠を仕掛けたりします。
しかし、ネズミはだいたいがどこかの機械などにハマって死んで見つかることが多いですね。
死ぬと、臭いがきつくなるので、だいたいわかります・・・
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回転寿司のバイト面接はコレを見れば完璧!採用担当が攻略法伝授
さて、ゴキブリの米タンクなどの侵入や、ゴキブリの存在自体は対処しなければいけません。
このような危険を回避するにはどうしたらいいでしょうか?
それは修繕費をしっかり使うことです。
店長の仕事ランキングの記事でも書いていますが、
経費削減ということで修繕費をケチってしまう傾向があります。
関連記事:【リアル体験】店長のとんでもない仕事ランキング【ここだけの話】
この場合はタンクの蓋の修理をしなければいけませんし、
タンクの上に釜を置くという習慣も辞めた方がいいわけですよね。
また、ゴキブリは駆除するために業者に頼むのが効果的です。
ただし、ここで安く済ませようとすると、餌をちょっとばらまくだけの駆除業者にあたるわけです。
ちょっと高くつくが、オゾンやバルサンのようなガスを使ったものの方が効果が高かったですね。
ゴキブリの駆除業者もしっかり選ぶことが大切でしょう。
飲食店では悩まされることが多いゴキブリ問題。
今でもこの問題に直面している店舗は数多くあると思います。
お客様としても、外食してゴキブリに出会ってしまうのは食欲もなくしますよね。
店舗はお客様への信頼のためにも、ゴキブリがいない状態にしなければいけませんね。
そのためには利益をただ追及するのではなく、
必要なところにはしっかりとお金を投資していく必要があるでしょう。
合わせて読みたい記事:経費削減を考える~水や電気の無駄はなくしたい
合わせて読みたい記事:【知らなきゃ損】バイトの辞める理由なんてほとんど嘘?【飲食の常識】
先日、音声配信サイトのSPOONにて提供した内容です。
かなりやばい話してますhttps://t.co/A6hTO6JLNY
— 元てんちょ~@酒と野球好きブロガー (@syoutyuuumebosi) 2018年8月20日
ゴキブリ寿司・・・
気持ち悪いですよね。しかし、既に食べたことある人もいるかもしれません。
そんな回転寿司に存在していた誰も知らないゴキブリ寿司の実態と原因を公開しちゃいましょう。
この内容を動画で見る
関連記事:【回転寿司の原価率高いネタランキング【元店長がぶっちゃけ大暴露】
1.実際にあったゴキブリ寿司とは?
10年以上前の話となるのですが、私が以前勤めていた会社での話となります。
上司の語り癖でもあったゴキブリ事件。
鉄火巻きのような細巻きになんとゴキブリが入っていて、お客様が大激怒したクレームがありました。

細巻きを「ガブっ」とかじったら、中から出てきたわけですよね。
もう想像もしたくないほど、気持ち悪い出来事でしょう。
これ場合によってはもう二度と細巻き食べたくなくなるかもしれませんね。
ちなみに私も店長時代に握りのシャリの中にゴキブリを見たことは何度かあります。
横からなら見えるが、中に入ってしまっていたら気づきませんよね。
小さいものであれば、「虫」に見えます。
虫が入っていたというクレームを受けたこともあります。
実際は「小さなゴキブリ」だったりするのです。
また、ゴキブリの卵なんかが入っていたらもうそれは誰も気づきませんし、
普通にお寿司として食べちゃってるわけですね。
さて、気持ちの悪いゴキブリですが、多くの人が想像しているゴキブリは黒い大きなゴキブリかもしれません。
回転寿司のアルバイトは辛い?元店長が仕事内容からコツまで教えます
2.ゴキブリには種類がある
ゴキブリには種類があります。

通常の家庭で稀に出てくるようなゴキブリは黒い大きなゴキブリです。

このタイプのゴキブリはほとんど飲食店では存在せず、外からしか入ってくることしかありません。
これは家庭でも棲みついているというよりは排水管などを辿ってやってくることが多いのではないでしょうか。
しかし、飲食店ではゴキブリが生息している場合は茶バネゴキブリと呼ばれるものが主となります。

上記のイラストのようなもので、一見したらコオロギにも見えなくもありません。
繁殖能力が非常に高く、大量発生します。
ちなみに飛ぶようなことはありません。
飲食店で実際にアルバイトしたり、働いた経験がある方は見たことあるかもしれませんが、
一般の方であれば、ただの「虫」に見えるものでもあります。
「なんか、あそこに虫がいるんだけど!」
というクレームを受けたことも何度かあります。
基本的には暗い時間のほうが活発に動くので、日中の営業時間は目立たないことが多いです。
1匹見つけたら100匹はいたと思った方が良いというほど繁殖します。
死ぬ間際に卵を大量生産していくみたいですね・・・
3.なぜゴキブリが寿司に?
それではなぜゴキブリが寿司に入ってしまうのでしょうか。
そう簡単に入っていては寿司なんて食べたくなくなりますよね。
ということで、実際にどういう過程で入ってしまったのかを説明しましょう。
大型の回転寿司店では大量の米を炊きます。
ライスロボと呼ばれる大型のタンク付きの炊飯器を使って炊くのです。
このタンクには1台に50キロ以上の米を入れておくことができます。
その米が自動的に炊飯器に落ちて、米が炊けるということです。
基本的にはこの段階でゴキブリが入ってしまうことがあります。
それ以外でのシャリの中への挿入はまずないでしょう。
タンクの中にゴキブリが入ってしまっていて、一緒に炊けてしまうということです。
朝一にご飯が炊けている釜を見ると、ゴキブリが浮いているのです。
これは当時のパートさんはよく目にしている光景でもあったでしょう。
新人のパートさんは驚きますが、ベテランパートさんは「またか」程度に思ってたりするので怖いところ。
私も店長時代でこういったお店に行ってしまったことがありました。
もちろん、パートさんは主婦なので、ゴキブリが入っていたご飯を全部捨てるのはもったいないと思いますし、
ゴキブリのいた部分だけを捨てますよね。
さすがに炊飯釜に一度に4キロものご飯が入っているので、1匹のゴキブリで全部を捨てるわけにはいきませんよね。
ですので、みなさんの食べているシャリももしかしたらゴキブリと一緒に炊けたものだったかもしれませんということですね。
さすがに現在ではこういう店は少なくなったと思われます。
今でしたら写真など取られてしまえば、SNSで炎上するかもしれませんからね。
といっても当時でもカメラ付き携帯電話は普及してました。
ただ、働いている側は自分の職場の悪いところを拡散しようとは思いませんからね。
基本的には隠し通しますよね。
では、タンクの中にどうやってゴキブリが侵入するかというと、
重たい炊飯釜をタンクの上の蓋に置くという習慣がありました。
そうすると、タンクの蓋は重さでどんどん潰れていきます。
こうなってくるとすき間が発生してしまい、ゴキブリなどの虫が入ってしまいます。
一度入ってしまうと、増殖してしまいますからね。

4.ゴキブリがいない店もある
そんな怖いゴキブリの混入ですが、ゴキブリが存在しない店ももちろんあります。
ゴキブリのいない店の特徴はネズミがいることです。
ネズミがいると、ゴキブリの卵などを食べてしまうのか、ゴキブリが繁殖しないのです。
もちろんネズミの出没も怖いですし、気持ち悪いものです。
活動はほとんど夜なのですが、極稀に日中で姿を見ることもあります。
ネズミの駆除は餌を使った罠を仕掛けたりします。
しかし、ネズミはだいたいがどこかの機械などにハマって死んで見つかることが多いですね。
死ぬと、臭いがきつくなるので、だいたいわかります・・・
飲食無料転職サポート【H Agent】

回転寿司のバイト面接はコレを見れば完璧!採用担当が攻略法伝授
5.危険を回避するためには
さて、ゴキブリの米タンクなどの侵入や、ゴキブリの存在自体は対処しなければいけません。
このような危険を回避するにはどうしたらいいでしょうか?
それは修繕費をしっかり使うことです。
店長の仕事ランキングの記事でも書いていますが、
経費削減ということで修繕費をケチってしまう傾向があります。
関連記事:【リアル体験】店長のとんでもない仕事ランキング【ここだけの話】
この場合はタンクの蓋の修理をしなければいけませんし、
タンクの上に釜を置くという習慣も辞めた方がいいわけですよね。
また、ゴキブリは駆除するために業者に頼むのが効果的です。
ただし、ここで安く済ませようとすると、餌をちょっとばらまくだけの駆除業者にあたるわけです。
ちょっと高くつくが、オゾンやバルサンのようなガスを使ったものの方が効果が高かったですね。
ゴキブリの駆除業者もしっかり選ぶことが大切でしょう。
6.終わりに・・・
飲食店では悩まされることが多いゴキブリ問題。
今でもこの問題に直面している店舗は数多くあると思います。
お客様としても、外食してゴキブリに出会ってしまうのは食欲もなくしますよね。
店舗はお客様への信頼のためにも、ゴキブリがいない状態にしなければいけませんね。
そのためには利益をただ追及するのではなく、
必要なところにはしっかりとお金を投資していく必要があるでしょう。
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