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【くら寿司vs超一流寿司職人】元回転寿司店長がダメ出し解説します

元てんちょ→@100円寿司ブロガー

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先日、TBSの「ジョブチューン」という番組で「くら寿司vs超一流寿司職人」というものが放送されました。

これは以前にはスシローもやっている好評だという企画ですね。

ちなみにスシローに関しては下記の記事でまとめています。


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この企画は私的にはあまり好きではありません

100円の寿司に何を求めてるのか、どこまで求めてるのかという点で方向性としてどうかという部分があるからです。

この番組で出ているような方々には理解できない部分も多いでしょう。

そして、こういった番組を見てしまうから、消費者が100円にさらに高度なものを求めてしまったりするところ。

とはいえ、100円という価格でここまでできるくら寿司さんも素晴らしいというところを感じてくれれば良いでしょう。



前半10位から6位


kura7.jpg

番組では社員500人にアンケートを取り、美味いと評判だったお寿司ベスト10を評価してもらうという形でした。

第10位となったのはみかんサーモン

みかんオイルを使って養殖した銀鮭。

自社でここまでやっているところは素晴らしいですよね。

これが合格5名で合格判定

第9位はイベリコ豚の大トロ

スペイン産のベジョータという最高ランクのイベリコ豚を使用しているとのこと。

これは合格4名で合格判定

ここで不合格判定を出した意見のひとつが

「美味しかったけど、お寿司としてはどうかな」みたいな内容でした。

肉寿司は好き嫌いがありますし、職人の価値観の違いもあるでしょう。

そもそも肉寿司を好む人とまったく対立的な存在でもある一流寿司職人。

こういった企画で判定してもらうネタではないような気はします。

美味しいのは確かですし、寿司としてはどうかは人それぞれですからね。

あまり参考にしがたい意見。

続いて第8位は赤海老

産地を厳選した天然の赤海老を使用。

これは合格5人で合格判定

100円でこれだけの海老なら不合格の意味がわからないですよね。

それでも不合格を出した人が二人いますね。

彼らのお店は何倍もの料金でそれ以上の価値のある商品が提供されているのだろうか・・・。

第7位は揚げたて海老天手巻き

これは合格1名で不合格判定

不合格判定者の理由はバランスが悪いというものが多かったですね。

たしかにこの商品は他者の海老天ものと比べると、違うなという感じ。

海老天は2貫で100円という提供方法が一般的ですからね。

原価率も低いなという商品。

かっぱ寿司などの海老天巻のバランスと比べてもシャリはたしかに少ない。

これは不合格でもおかしくないなというところでしたね。

続いて第6位は肉とろしめさば

これは合格2名で不合格判定

不合格理由はサバ自体は美味しいが食べにくいなど。

たしかにこの商品は押し寿司のような形してますし、

通常のサバの握りと違いますよね。

サバは私も回転寿司でよく食べますが、この商品は食べたいと思わないところです。


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後半5位から1位



第5位は炙りたてうなぎ

これは全員合格で合格判定

2貫で200円という商品だけにこれまでより評価が高くなるのは当然ですよね。

他の商品の2倍の価格なので、商品価値を考えれば評価は高くなります。

価格を評価に入れているのかという疑問が生じます。

うなぎは原価率も高く、炙りたてとなるとそりゃ旨いですよね。

第4位は大粒いくら。
kura5.jpg

これまた2貫で200円という価値高い商品。

合格6人で合格判定でした。

こないだ、私はくら寿司で食べましたが、美味しかったですね。

200円でも2貫でこのいくらの量なら十分ですし、粒も大きく他社回転寿司のいくらと比べるとだいぶ違いますね。

そして第3位は熟成まぐろ

くら寿司のまぐろは加工センターにて温度、時間を試行錯誤し、

熟成まぐろとして販売し、通常の1.5倍の売上を誇っている。

しかし、なんと全員が不合格判定でした。

「100円で食べられるまぐろとしてはそこそこ良いが熟成なのか?」

「熟成ならではの鉄分の香りがあってもよい」

「まぐろの良いところが何も感じなかった」

「問題外」

「まぐろの品質を向上させていかないと」

「普通のまぐろとしてはダメなのか?」


めちゃくちゃ厳しい言葉でしたね。

100円の品質にさらに向上とか何を言っているんだか・・・

ただ、熟成という言葉があるからハードルを上げてしまっていますね。

100円のまぐろに対して熟成という言葉は良いのかは微妙なところでしょう。

わざわざ熟成という言葉を使うことによって売上や出数を増やしたいというのもありますが、

それならば、品質を上げて200円商品として販売という手もありかもしれませんね。

とはいえ、価格帯が全く違う寿司屋の職人の言葉なので・・・

第2位ははまちです

くら寿司のはまちは店舗に新鮮な状態で届けるように

神経締めをし、劣化を遅らせている。

また、切付は店舗にて行っている。

そいうや、はまちの切り付けと言えば、SNSで不適切動画が炎上していましたよね。

そんなはまちですが、合格3名、不合格4名で不合格判定でした。

不合格者の言葉ですが、

「脂の味だけ勝っちゃって一番大事な香りが難しくなってる」

「シャリの味しかしない、魚の味が全くしなかった」


一方、合格を出した方は

「多少味は薄いが鮮度が良いとはそういうこと」

「皮の引き方がうまい」

「臭みがなかった」

意見がだいぶ分かれましたね。

これは価値感などのバランスでしょう。

100円の庶民的な味としては十分だと私は感じます。

また、100円で出すとなるともちろん、重量は11g程度になります。

場合によってはもう少し薄い場合もあります。

シャリの味しかしなかったというのはそのあたりの原価率を考えても仕方のないところか。

そして味の薄さに関して言えば、真逆の意見が臭みがなかったというもの。

このあたりは万人受けの回転寿司では香りというのは一歩間違うと魚臭いとなります。

けっこう魚臭いのが苦手だという人は多いので仕方ないでしょう。

はまちに関してはそこまで多少価格が上がっても大差ないものでもあります。

鮮度が良いといっても全国チェーン店でもあります。

店舗で捌いてお客様の口に届くまでが、寿司職人の店とは全く違うものです。

このあたりを考えれば100円でこのレベルのはまちであれば十分ですよね。

相変わらずの企画だなと感じるところです。

そして第1位は熟成中トロ

こちらは1貫200円という商品。

くら寿司では皮から通常7cmのところを中トロとして出すが、6cmと厳しく使っているとのこと。

そして最近はこれを4cmまでに拘っているという。

合格5名、不合格2名で合格判定でした。

同じ「熟成」でしたが、結果はまぐろと変わりましたね。

同じく熟成なのにここまで変わると言うのはちょっと疑問ですが、

赤身ではなく、脂の多いトロだから熟成に関しての基準も違うということでしょう。

また、価格が200円と通常の2倍なので、

品質も良いものを使っています。

通常のマグロは2貫で100円なので、1貫200円の中トロは実質4倍の価格です。

このあたりを考えれば、価格帯が全く違うので品質が違うのは当たり前でもありますよね。

まとめ



今回は10品中、合格となったのは6品でした。

スシローに比べると良くない結果というところでしょうか。

それでも100円中心の回転寿司のネタが半分以上、一流寿司職人に評価されたので、

店舗としては良い方ではあるでしょう。

そしてもちろんですが、100円の商品がほとんどです。

100円でこれだけの品質を出しておきながら、

さらに品質を改善していくというのだから、素晴らしいくら寿司の姿勢がわかるところでもあります。

一流寿司職人の店舗の寿司は果たして料金に見合っているのか・・・

このあたりも逆に考えたいところですよね。

ちなみに私は築地の場外や場内で以前にちょっと高めの寿司などを食べたことありますが、

そこまでではなかったりします。

というのも高い寿司料金には「立地」「雰囲気」「手間賃」などが加算されているからです。

また、高いものは当然、美味しく感じてしまうものでもあります。

けっこう人は場の雰囲気に流されますからね。

TBSのモニタリングで安い食材だろうが、高級店で出されたら気づかない人がほとんどなのを見ればわかるでしょう。

あまり好きではない企画ですが、みなさん100円寿司にあまり良いものを求めすぎないようにしましょうね。


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