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はあちゅう「仮想人生」を読んでみたら予想以上にヤバかった

元てんちょ→@100円寿司ブロガー

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はあちゅうさんの「仮想人生」という本を読んだのでレビューしたい。

「仮想人生」は今年の1月に発売されたはあちゅうさんの新刊。

はあちゅうさんってどんな人?⇒@ha_chu

はあちゅうさんの本は私はunlimitedのほうで「自分への取材が人生を変える」という本を読んだことがある。


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今回はamazonで新刊をkindleにて購入して読んでみた。

amazonのレビューでは低評価ボタンがけっこう見られたのだが、

「本当にそんな低評価なものなのだろうか?」

と疑問に思うところもあったので自分自身で確認したいというのもあった。

そしてはあちゅうさんの小説だってことがまた魅力に感じた。

はあちゅうさんの書籍は日記や勉強本みたいなものが多いだけに見てみたいなと。

これから見ようか迷ってる方や気になる方は参考にしていただきたい。

ネタバレには注意してくださいね。

また、もう既に読んだ方は何かと通じる部分があれば幸いです。

内容はけっこう大人な作品。

恋愛小説とは違うので注意したいところ。

リアルな男女の人間模様を書いた作品といったところだろうか。


こんな人におすすめ


・Twitterをやってる人
・SNSが好きな人
・はあちゅうさんに興味のある人
・波乱万丈な人生経験の人
・毎日が退屈な人
・刺激が欲しい人
・何かを見失ってる人
・小説をあまり読まない人
・とにかく読んでみたい人


1個でも当てはまるなら読んでみよう。

読み終えて感じたことが予想以上に面白かったことだ。

ドラマを見ているように続きが気になる展開といえばわかりやすいだろうか。

通勤時間などを使って3日ほどかけて読んだのだが、

仕事の途中で頭の中でずっとこの本のことを考えていたりしました。

普段は小説を読まない私がこれほどはまっていたので、

同じように普段小説を読んでいない方でも読みやすいだろう。

既に読んだ方は下記の記事でラストなどに言及しています。


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簡単な全体像



主人公となるのはユカという33歳の女性。

夫が人材派遣会社を経営していて帰りが遅く、寂しさを紛らわすために作った裏アカウントが「人妻の美香」。

年齢からも著者であるはあちゅうを少し連想させる主人公というのが面白い。

その裏アカウントで起きる世界をリアルに表現している。

裏アカウントにはネットナンパ師の圭太(23歳)、童貞の絵描きのナオ(20歳)、

暇な医大生(21歳)、ねね@童貞ハントEカップ(42歳)らが存在し主にユカを含む男女5人の物語だ。

みどころ



みどころのひとつがリアリティの高さ

実際にTwitterをやっている人であれば共感できる部分は非常に多いかもしれない

これは著者であるはあちゅうさんがTwitterを知り尽くしているというところが大きいのだろう。

ツイートがバズったり、いいねが付いたり、DMを送ってみたりと、

とにかく、身近なツールを使っているだけに物語にのめり込みやすいところ。

また、裏アカウントの世界は実際にいってみた人しかわからないだろうというくらいのリアルさ

Twitterのプロフィールがほとんど嘘であったり、実際に会ってみると違っていたり。

さらには裏アカウントで起きているナンパだったり。

私もアカウントは複数持っているので、なんとなく想像できる世界観ではあった。

まったく知らない人には衝撃的な世界観かもしれない。

そしてなんといっても物語の主人公すべてにストーリーがあるのが面白い

章ごとに主人公が変わるのだ。

つまり、それぞれのアカウント毎に物語があるということ。

普通の小説などは主人公の「私」は常に同じ人物かもしれないが、

この小説の面白いところはユカの話の「私」はユカだが、ねねの話の「私」はねねになるということ。

そして物語が進むに連れて実際の人物像がわかってくるあたりがTwitterと現実とのギャップがあったりで楽しめるところ。

それぞれのストーリー



読んでいて面白いのがそれぞれのストーリーだ。

主観が章ごとに変わるので、あの時の彼はどういう状況だったのかなど、

その人ごとの考えがリアルに伝わる。


例えば、ユカのストーリーの中で出てきたナンパ師・圭太が、

圭太のストーリーの中でユカと出会ったりするわけだ。

この感覚は物語のパズルが繋がるようで非常に読みごたえがあった。

それぞれのストーリーの中で同じ場面があったりするわけだ。

「あ、あの時の場面か」という感じ。

相手の世界観で同じ場面を迎えるとまた違った世界に見える

これはこの小説での魅力のひとつだろう。

そして、お互いの感情や気持ちがリアルに伝わるので、一方通行の気持ちにならないところは斬新でもある。

すべての人物が著者の経験?!



著者であるはあちゅうさんの考えが全ての登場人物に詰まっているように感じた。

まずは一番の主人公であるユカ。

ユカが裏垢を作ったり、ネットナンパ師のことを知りたくなったりして深入りするあたりははあちゅうさん自身に

近い気持ちが感じられた。

はあちゅうさんのvoicyやYoutubeなどを知っているとそう思うところがある。

そして、裏垢もこの小説を書くために実際にやってみたはずだろう。

続いて、圭太こと鉄平というネットナンパ師。


東京も台湾も韓国も、あまり変わらない気がする。

引用:はあちゅう「仮想人生」(幻冬舎)



このあたりははあちゅうさんが実際に旅行で見た雰囲気などかなと感じた。

それにしても男性のリアルさがやばいくらいにうまく書かれている。

ネットナンパ師との対談などでいろいろ知ったのだろうけど、女性が書いたとは思えないくらいに素晴らしい。

続いて童貞のナオという大学生。

この童貞というくだりはけっこうはあちゅうさんがVoicyなどで対談したりコンテンツとしてあったので、

心情などを見事に書いている。

また、絵のツイートがバズったあたりの感覚は自身のものでもあるのではないだろうか。

人気が出て、批判的なコメントとかが増えてくるあたりも。

そして有名になってからのテレビ出演の他の共演者の対応だとかは

もしかしたら、著者自身の経験談なのかなと思った。

この人気が出たナオの姿は今のインフルエンサーでもある著者に一番近いかもしれない。


どうやら、大きなことが起こった時、周りにいる人が敵なのか味方なのかが、
はっきりするようだ。


引用:はあちゅう「仮想人生」(幻冬舎)



これははあちゅうさんが以前に似たようなツイートをしていた記憶があるのだ。

テレビに対しての不満などもまさに「はあちゅう」に重なる部分がある。

続いて、暇な医大生である裕二という人物。

フォロワー8万人というプチインフルエンサーのような感じ。


俺はたった1ツイートで一人の人間の人生を変えてしまったのだ

引用:はあちゅう「仮想人生」(幻冬舎)



この裕二は著者が見てきたTwitterのあれこれを詰め込んでいるように感じた。

パクリツイートなんかもあって、Twitterやってる人には見どころの多い部分が多いだろう。

この裕二は炎上してアカウント凍結になるのだ。

よく炎上するはあちゅうさん自身の経験が書かれているようだ。

また、ブロックしまくるあたりはイケハヤさんあたりを見ているようでもあった。

そしてねねという42歳の女性。

これは著者のネガティブな部分を映したものだろうか。


私は私がTwitterで裏アカ活動をしていたり過食症なのと同じに、
みんなにもきっと裏の顔があると信じている。
みんなどろどろとした欲望は抱えていても、自分を守るために見せないだけだ

引用:はあちゅう「仮想人生」(幻冬舎)



このねね=愛という女性の考えが一番本質を突いているようだ。

この小説の肝でもある裏アカウントについても言及している。

Twitterのはあちゅうさんのツイートにも似ているところが多く、

この愛という女性もまたはあちゅうさんの裏の部分なのではないだろうか。

まとめ



5人の主観がすべてはあちゅうさん自身が書いているともあって、

すべての人物にはあちゅうさんの思いが入っているのかなと感じた。

裏アカウントというものがあっても、実際にはリアルの生身の人間が存在する。

そして、その人間にはその人のストーリーというものがある。

人それぞれにTwitterの利用の仕方などがあって、

それはお互いには分かり合えない部分が多い。

なにげないブロックなどが相手にとっては大きなことであったり、

ちょっとしたツイートが相手を傷つけたりすることもある。

そんな中、実際に会ったりすると、また違った印象となる。

これは私が最近オフ会で感じた部分にも似ている。

リアルの自分の人生にはないTwitterという世界での自分。

本音なのか嘘なのかもリアルに会ってみないとわからない部分がほとんどだったりする。

この世界観こそが仮想人生なのだろうか。

久しぶりに面白く衝撃的な小説に出会えた。

Twitterをやっている人は特に読んでみたい一冊かもしれない。



はあちゅうさんの人気作品


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